感情的にならないために心をコントロール!自分を見失わない方法27選

感情的にならないために心をコントロール!自分を見失わない方法28選

仕事で上司に対して、大切な人や家族に対して、どうしても我慢できなくてイライラしたことって、誰でも一度や二度はありますよね?
そんなとき、どのようにして対処してきましたか?

自分が悪いときも当然ありますが、自分に非がないときも、もちろんあるはずです。
そんなときに効果的な感情的になるのを抑える方法をお伝えします。
そんな状況では頭がうまく働かず、いい発想もできないと思います。
感情的になる時間ももったいないので、ぜひ紹介する方法を試してみてくださいね。

目次

そもそも感情的になりやすい人、なりにくい人の特徴とは?

そもそも感情的になりやすい人、なりにくい人の特徴とは?

感情的になりやすい人の特徴

感情的になりやすい人の特徴として挙げられるのは、いつもテンションが高めで、ちょっとしたことで驚いたり、リアクションが過剰な傾向があります。
相手の話や状況を早合点しがちで、こうに違いないとすぐ結論づけてしまいます。

また、生まれ持っての性質や生い立ちによって不安要素が強く、防衛本能が強いため、いつも戦闘態勢の状態でいていることも・・・。
「少しでも攻撃されたかもしれない」と思うと、傷つけられてはいけないと反応するのです。

感情的になりやすい人は、子供っぽく愛らしくもありますが、ずっと付き合い続けるには根気が必要かもしれません。

感情的になりにくい人の特徴

感情的になりにくい人の特徴として挙げられるのは、表情や言葉遣いがいつも穏やかで、何となくふんわりとした雰囲気が漂っています。
大きなリアクションをとることが少なく、一定した態度をとることが多いです。

また、冷静沈着で物静かな傾向があり、理由のない安心感や自信を持っていて、敵対意識や防衛意識が少なく、少しのことでは動揺しません。

感情的になりにくい人は、そばにいるとほっとして安心感を抱きますが、人によっては反応が薄くてつまらないと感じてしまうかもしれませんね。

シチュエーション別に見る、感情を抑制する方法

それでは、イライラしたり、冷静さを保てなくなったりしたときに、感情をどのように抑えれば良いか、シチュエーションや関係性ごとに方法をお伝えします。
実際にあった話を元にして、想定される場面を紹介しています。
自分が今どのような状況に陥っているか、当てはまるものを探して、活用してもらえると嬉しいです。

会社・仕事関係の場合

感情を抑制する方法 会社・仕事関係の場合

注意ばかりする上司が、自分もできていないのにネチネチうるさく言ったとき

自分に対して、言っていることでも、聞かないように流してみる。
結局、できていない人が注意をするので、全く聞く気になれないと思います。
やはり注意をするためには、きちんとできていると部下が思える人でないと、説得力がありません。
耐えられないほどの気持ちになったら、右から左へと一度、聞き流してみましょう。

これまでに身に付けた考え方や行動(プライド)を、会社や周囲が認めないとき

まず、自分を冷静に保つことです。
感情的になると、行動や言動が普段と違ってきます。
深呼吸して、自分の取った行動や言動がどう周囲に取られたのかを考えます。
自分に少しでも非があれば、素直に謝罪し、次にどうしたら良いかを冷静になって考えます。
一方的に自分の行動や言動が非難や認められない場面もありますが、人間、完璧な人はいません。
相手も絶対に正しいとは言えないケースもありますが、一歩下がって、謙虚に受け入れることも大切ですね。

それに、いつも笑顔を絶やさないことも大事です。
感謝の気持ちを忘れず、何か手助けを頂いたときは、素直に「ありがとうございます」と言える様な、職場環境や人間関係を築くことが必要です。

職場の同僚がお客様の前で暴言を吐いたとき

とりあえず裏で深呼吸して、お客様に何度も謝り、暴言を吐いている同僚はひたすら無視し続けましょう。
頭の中で「今怒っても何も解決しない。相手は若いんだから何も分かってない。」
そうやって自分に言い聞かせて自分が常識的な態度をとれば、問題ないと信じて我慢して、時には大人の対応をすることも大切です。

上司に同じことを何度言っても理解をしてくれないとき

右から左に流して、一度答えるのを止めます。
何度言っても理解をしてくれないと、どんどんこちらも返す言葉がキツくなりますし、言葉を探しながら返すのも面倒になってくるかもしれません。
相手に考えてもらう、または返事をするのも嫌なくらい、イライラしているというのを悟ってもらうように態度で示してみましょう。

他人のミスを自分になすりつけて、ネチネチとずっと周りに聞こえる声で文句を言っているとき

休憩時間にでも外に出て、イヤホンを使い、大音量で音楽を聴いてみてはどうでしょう?
とても辛くなるときもあると思います。
もし泣きたくなったなら、涙をあえて我慢せずに、休憩時間に泣いて呼吸を落ち着かせ、「大丈夫、大丈夫!」と自分に言い聞かせてみてください。
そうすると、スッキリするはず。
それから仕事場に戻ってくださいね。

一人で罵りの言葉を呟いているのを聞いたとき

とにかく気にしないようにする。
可能であれば短時間の離席をするなどして、なるべく接触を持たないようにしても良いでしょう。
「独り言が漏れていることに気付いていないんだな…」と罵りの言葉に反応するのではなく、聞き流すようにして対処してみてください。

上司から突然些細なことで切れられたとき

そういうときは大抵、上司自身が機嫌が悪いときなので、「また嫌なことがあったんだなぁ」と、自分に言い聞かせてやり過ごします。
そして、黙々と仕事に没頭して、気分を落ち着かせるようにしてみてください。
他の人とコミュニケーションしたりして考えないようにします。

職場の同僚から嫌味を言われたとき

まず、トイレに行って、深呼吸してみましょう。
もし給湯室や休憩スペースがあるならば、気分を落ち着けて、そこへ。
給湯室はスペースがあるので、腕を上げて深呼吸を。
3分ほど深呼吸をしてから、お茶を飲んで、席につくと良いでしょう。
それでもダメなときは、こそっと友達にラインでメッセージを送って、愚痴をこぼして席へ戻ります。

話の通じない相手と口論になったとき

その人と同じ土俵に自分が降りてしまってはいけないと考え、「この人は自分とは同じ土俵にいない人なんだ」と考え、何を言われても聞き流すようにすると良いでしょう。
そうすることで、相手が感情的になっていても自分は冷静でいられるはずです。

チームでの仕事で、協力的ではないメンバーが何もやってないのに、最終的に自分の手柄にしようとしたとき

チームでの仕事中は、理不尽だと思うような行動を見ても、とりあえず、じっと耐えてみてください。
いっそのこと、その人は「じゃがいも」だと思うことにしてみましょう。
何の料理でも、じゃがいもは美味しいけれど、食べてしまえば特に何も思わない。
自分たちは気持ち良い思いをしているかもしれないが、「自分から見れば、消費するじゃがいもなんだ」と考えれば、面白くなりませんか?
そう思い、今自分がやるべき課題に集中してみましょう。

何かくだらないことを言っても、「じゃがいもが話している」、たまに良いことを言えば、「このじゃがいものブランドが上がった」なんて思うと、きっと乗り越えられますよ。

お客様から理不尽なクレームをつけられたとき

時には罵倒されることもあるでしょう。
どうしても耐えられないときは、失礼な表現かもしれませんが、相手の顔を見て「うるさい機械だなぁ」と思い、理不尽なクレームも雑音として作業的に処理してみましょう。
仕事後に、紙に嫌だったことを書き連ねて小さく畳み、ビンの中に封印することで「このことはもう忘れよう!」という儀式を行ってみてください。

一生懸命考えた案を上司が自分で考えたかのようにみんなの前で発表したとき

きっと事情を知っている同僚がいるはずです。
こっそりと愚痴を吐き出してみましょう。
きっと同僚は共感してくれるはずです。
一生懸命していることを理解してくれていて、褒めてくれることもあるかもしれません。
人に話すことで気持ちを吐き出せば、落ち着くことができるはずです。

自分に非がないのに、同僚から文句を言われたとき

言い返すとその場の空気が悪くなると感じる場合があるかもしれません。
そんなときは、言い返さず席を離れてトイレにでも行ってみましょう。
しばらくイライラは続くと思いますが、イライラするのも損だと考えて、その人のような性格はかわいそうだと思うように。
大好きな歌を口ずさんで、気持ちを切り替えることも効果的です♪

一方的に責められたり、事実と異なる見解で叱られたとき

話を真面目に聞いたり、自分の見解の方が正しかったり、事実であったとしても、言い返した結果は効果がありません。
ですので、真面目にするだけ、自分のストレスがたまって感情的になるので、いっそ話を聞いている様で聞かない様にしてみてください。

友人との場合

感情を抑制する方法 友人との場合

友達から見下すような発言をされたとき

話している間は、心の中では「かわいそうな人」なんだと思い、聞いているふりをしてみましょう。
一人になってから、ため息をついたり、深呼吸をして浅くなっている呼吸を整えるようにしてください。
言われた言葉が頭から離れないときは、言い返せなかった言葉や気持ちを紙に書いてビリビリに破いて捨てます。
あまりにも腹立つときには、人に聞かれないようにトイレやお風呂の中で、「腹立つ!!」など、直接声に出すとスッキリして落ち着きますよ。

友人との会話中、相手が会話の初めに否定から入る言葉が多いとき

「いや」「でも」「それは・・・」などなど。
否定から入られたら、その否定に続く後の相手の会話は無視します。
否定から入る言葉が多い人とは会話が広がらないことが多いので、適度に相槌を打って、それ以上こちらが語らないようにその会話を終えてみてください。
違う話題をしているときにそれとなく、「こんな会話の人は嫌われるよね」というような話をして、段々と気付いてもらえるよう、改善策を試してみるのも効果的です。

友達から勘違いで嫌味を言われ、「友達だと思っていたのに!」と怒鳴られたとき

まず、何度も深呼吸して落ち着いてください。
それから家に帰ってゆっくりお風呂に入り、リラックスしましょう。
お風呂上がりに温かいハーブティーを飲んで気持ちを無にし、好きな本を読みあさった後、たっぷり睡眠時間をとると良いです。

友達と価値観の違いから揉めてしまったとき

ついつい相手を攻撃してしまいそうになるかもしれません。
「世の中には色々な価値観の人がいる」「みんな違ってみんないいじゃないか」と心の中で唱えてみましょう。
それでも、どうしても感情が高ぶってしかたないときは、さっさと話を切り上げて、その人のいないところで思いっきり身体を動かしてみたり、美味しいものを食べたりして気分転換してみてください。

パートナー・家族との場合

感情を抑制する方法 パートナーの場合

妊娠したときの旦那のダメっぷりに泣きそうなほど怒りを感じたとき

怒りは体に一番悪いということを頭に叩きつけてから、まず一人になる時間を作るために外へ行きます。
その足でコンビニに行き、買い物をして気持ちを落ち着かせてみましょう。
そして、「文句は明日言おう」と決めて、その日は帰り、そのことに関しては口にしないことにしましょう。
しばらく経つと気持ちが落ち着くはずです。

夫(妻)と口論になったとき

きりのいいところで口論を切り上げて、すぐにお風呂に入り、湯船に長く浸かって目をつぶりましょう。
しばらく何も考えないようにしてください。
お風呂に入ると、イライラしている気持ちが不思議となくなって、気持ちをリセットすることができます。
また、その後、早めに寝て睡眠時間を充分にとれば、翌日に感情的なことが残らないようになります。

性格が正反対の彼氏(彼女)に自分の性格の悪いところをキツイ口調で言われたとき

自分の好きな飲み物をゆっくり座って飲みながら、好きなバラードでも聴いて、気持ちを落ち着かせます。
その後、「誰でも良い面と悪い面があるから仕方ない」、「自分も相手も悪くない」と考えるようすることで、感情的になった気持ちはおさまるはずです。

旦那がいつまでも独身気分で何もせず、スマホをいじっているのを見たとき

「この人は親に愛情たっぷり与えてもらえなかったから、親になってもいつまでも独身気分が抜けなくて、親と同じことをしてるんだろうな」「かわいそうに、いつまでたっても親になれないなんて、今しかない子供との時間を過ごさないって、私だったら絶対後悔する」と心の中で永遠に話し続けてみましょう。

母親(姑)から子育てについて根拠のないダメ出しを受けたとき

言い返しても喧嘩になるだけなので相手が満足するまで、色々言わせて、右から左に聞き流してみましょう。
とりあえず相槌を打って、その後に無言で立ち去ってみてください。
その後は、子供の顔を見て、とにかく癒されましょう。
あとは忘れず、旦那に話を聞いてもらってくださいね。

子供・育児の場合

感情を抑制する方法 子供・育児の場合

何度も赤ちゃんがイタズラを繰り返し、非常に危険なことになりそうで、カッとなったとき

一度、赤ちゃんを安全なベビーベッドの中に移動させて、一気に部屋を片付けて空気の入れ替えをしてください。
その間ずっと赤ちゃんが泣くかもしれません。
作業している間に寝てしまった娘の寝顔を見て、いくら娘のためを思ってとはいえ、イライラしてしまったことに反省して感情が落ち着かせましょう。

子供が何度言っても理解をしてくれないとき

何度言っても理解をしてくれない、親であればきっと同じような感情を持ったことがある人も多いかと思いますが、子供に対してイラッとしたとき、「子供も1人の人間」と尊重をして考えるようにしてみてください。
一歩引いて、子供の立場に立ち、ここでガミガミと何度問いただしても、より意固地になるだけだろうなど、相手の立場についても考えるようにします。

子供がワガママを言って困ったとき

コーヒーを一口飲んで心を落ち着かせます。
コーヒーの香りをかぐと、いい匂いでリラックスできます。
一口飲むだけでホッとし、イライラが減ります。
育児は感情的になると止まりません。
一息入れるだけで違いますよ。

子供がご飯をなかなか食べてくれず、スプーンなどを投げられたとき

ついキツい言葉で怒ったり、感情的に大声を出して泣かせてしまうことがあると思います。
そのため、まずは何も声を出さずに大きく深呼吸をゆっくり3回ほど。
するとカッとしたようなイライラが収まり、冷静になることができます。

まとめ

相手の理不尽の態度や言動に対して、我を忘れて、怒鳴ってしまったりしそうになるときもあると思います。
けれども、自分は自分、人間が10人いれば、10人の考え方があります。
間違っているか間違っていないかを決めるのも自分次第です。
他人に何を言われたとしても自分が間違っていないと思えば、やり通すことも大事です。

上級者になると、その状況をも上から見ることができるように。
いわゆる、俯瞰ですね。
これができるようになれば、自由自在に自分の気持ちをコントロールできるようになれますよ。

負の感情が高ぶっているときに、いいアイデアは生まれないし、効率よく仕事も進みません。
ササッと、気持ちを鎮めて自分のすべきこと、やりたいことをするのが一番です!

オクヒロユキのメディア【究極のモンブランを求めて】